住宅ローン控除忘れてた場合
こんにちは。座間市の税理士 おはらつかさです。
お家買われた場合、引っ越し手続きや住民票の異動、免許の書き換え、各種支払先の住所変更連絡など、バタバタしますよね?
そうすると、住宅ローン控除の為の確定申告をうっかり忘れてしまい、そのまま年数が経ってしまう場合があると思います。
しかし!!確定申告申告忘れてても遡って住宅ローン控除は可能です。
但し、過去に確定申告(事業を営んでいる場合や、医療費控除や、寄附金控除などの為に)行ってたらNGです。
住宅ローン受けたい年以降に確定申告行ってない場合にはまだ確定申告が間に合います。
確定申告してたら何で遡って申告出来ないの?と思いますが、
確定申告を行っている人が後から還付を受けるためには、修正して申告するのではなく、更正の請求と言って、税務署の方に「税金返してください!」という書類を出す必要があります。
しかし、更正の請求が認められるのは、申告書の計算が間違っていた場合などの理由に限られます。
住宅ローン控除を申請していないことについては、計算が間違っていたなどの理由にはならないのであとからの還付はNGになります。
年末調整しか行っていない会社員の場合、そもそも確定申告義務がないので確定申告を行っておらず、還付の場合の確定申告期限は3/15に定められていないので、時効となる5年後まで確定申告が可能になるということが、遡って住宅ローン控除による還付が受けられるという理由です。
以前、個人事業主の方で、住宅ローン控除を忘れてて事業所得の確定申告をご自身で行っていた方がおり、数年分の控除額が無駄になってしまった事例がありましたので、念の為載せておきました。
忘れるのはよくはないですが、ちょっと意地悪ですよね?
https://flie.jp/magazine/mortgage-tax/mortgage-forget-taxreturn/
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